2012年1月30日月曜日

Burbot tonguesはタラの舌の味

Burbotは淡水に棲む唯一のタラ科の魚であるとは以前にも
何度も紹介していて、その味は絶品です。
白子も卵も肝も当然白身もとても美味しいと思います。
そして北米では意外と珍味とされている本家タラの舌は
Cod tonguesと呼ばれていてあまり出回らない。
このツルッとした見た目が食欲をそそりそうで(?)すが、
これはBurbotの舌です。
しかし本家タラの舌にそっくりな姿カタチなのです。
なので早速調理する事にしましたが、口の中の舌だけを取る事は
かなり難しく、通常は頭部下のあごの部分の青丸の部分を筋に沿って
三角形になるように切り取ります。
左横にある小さな片が切り取った舌です。
塩コショウして小麦粉をまぶしたものをバターを溶かしたフライパンで
ゆっくりとソテーにします。
こんがりきつね色になったところで出来上がりです。
北米の人たちはこのようにして食べる人が多いようです。
ツルツルのゼラチン質が独特の食感を醸し出して美味しいといえば
美味しいです。
しかしこのゼラチン質をさらに美味しく食べようと思うなら、
Burbotの白身を入れた鍋料理の際にこの舌も一緒に入れて
煮込めば、なんとなくアンコウに似た食感になりそうな気配がします。
さらに肝も一緒に入れれば、かなり贅沢なBurbot鍋になりそうです。



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