2011年6月21日火曜日

アクアタブ(Aquatabs)は使える

MSRの携帯浄水器ミニワークスEXを購入するまでは
Aquatabs(アクアタブ)を使っていました。
これはこれで便利な錠剤でした。
簡単にいうと、飲めそうなきれいに澄んだ水から目に見えない
細菌バクテリアを殺して、本当に飲める水にするものです。

例えば沢の水を飲むとき、きれいに見えても水場は野生動物も
水を飲みにきていて、その場で糞尿をしていったとしたら、
その水は大腸菌e-coliなどで汚染されている可能性があります。
大腸菌などは水を沸騰させることで死滅します。
キャンプ場で井戸水のみがあって沸騰させてから飲んでねと
書いてあるやつは大腸菌の感染を防ぐのが第一目的です。

MARのミニワークスEXは当然そのような細菌類は濾過してくれます。
そんな濾過器がない状況だとアクアタブはかなり頼りになります。
濾過器を携行できないような総重量を極力抑えたい
バックカントリーキャンプでは保険の意味でこの錠剤を携行すれば
いいでしょう。

いろいろ種類が出てますが、一錠につき水一リットルを浄化する
やつが一般的で写真のものは50錠入っています。

よくハイキングに行くとき、十分な水を持っていくのですが、
ちょっと心配かな?くらいの時でミニワークスを持っていくほど
荷物に余裕がない時はこの錠剤を持っていきます。
というかバックパックのどこかのポケットにいつでも入れておくのが
一番良いですね。

とても便利で安いし(50錠で10ドルちょっと)、
なんでMSRのミニワークスEXが必要なのか?と聞かれたら、
必要ない人には必要ないと思うというのが答えでしょうか?

とても水の味に敏感な人ならアクアタブで浄水した水は
ほのかに塩素の匂いがします。
ボクもその匂いがちょっと苦手でミニワークスEXを使うように
なりました。こちらは匂いはしません。
さらにどんなにきれいな水でも何となく浮遊物が見えたりする時が
あって、これは気分的に良いものではありません。


それでもアクアタブが良いのは最悪どうしてもここにある水を
飲まないと死んじゃうという状況だったら
塩素臭だの浮遊物だの言ってられないです。
そんな状況でバクテリア類を殺して安心して飲める水をつくる
アクアタブはポケットの片隅に入れておく必需品です。



2011年6月19日日曜日

Victorinoxのナイフ

Victorinox は子供の頃の憧れだった。
手に持ってずっしりとくる重量感とともに何に使うのか
さっぱり分からないツールがたくさんついていて、それがとにかく
魅力を引き立てていた。

子供の頃、
「オレのは14徳だ!」
とか
「オレのなんか19徳だ!」
とにかくツールの多いことを自慢していたのを思い出す。
子供のとき、ワインオープナーが付いていることに何の有り難さも
なかったのに、ツールの数が多いことだけが良いとされていた。

大人になってようやく大人買いというのが出来るようになっても
子供の頃に憧れたオフィサーシリーズのスイスチャンプのような
多機能なものをあえて買おうとは思わない。
でもなんとなく欲しくなるな〜。

大人になるにつれてだんだんと実用的になる。
Victorinoxは過去に何本も所有したが、多くを紛失してしまった。
だから高いものを買って失った時の失望感を減らすために
程よく安くて便利なものがいいと思う。
オフィサーシリーズはVictorinoxの代表的なモデルで、
手のひらにしっかり収まる程よい大きさの91mmのサイズの
ものです。
これはオフィサーシリーズのSuper Tinkerという14徳で、
機能としては特にすごい訳でもなんでもないモデルです。
14徳あたりからボディに少し厚みが出てきてメインのナイフを
持った時に安定性を増して、それが使い心地よい。
何年も愛用しているが、未だに使ったことのないツールが
大半を占めているw


ナイフしか使わないのならシングルナイフのキャンピング用の
ナイフのほうがもっと高性能なのかもしれないが、
子供の頃の憧れで、やっぱりVictorinoxを愛用してしまっている。


2011年6月14日火曜日

MSRの携帯浄水器 ミニワークスEX

ボクが以前からずっと欲しかったもの、MSRの携帯浄水器の
ミニワークスEX マイクロフィルターです。
各社いろんな浄水器を販売していますし、MSRも何種類か出してますが、
値段、性能、携帯性とあらゆる点からいろいろ考察した結果、
このミニワークスEXが一番良いと判断しました。
入れ物はちょっとショボイです。
ガスストーブ類と同じような箱ですが、本体がむき出しになってるのは
ミニワークスだけです。何故だかは不明です。
MSRのいいところは取扱説明書がとにかくたくさんあるところ。
きっとあなたのお好みの言語が見つかるはず・・・。
ストーブ類の取扱説明書のときもなんかおかしい?と思ったことが
あったけど、それはモロ直訳してたりするところが笑えます。
”ナントカの保持”とか保持なんてちょっと違うだろうと思うことも
しばしばで結局英語の説明書を読んだりする始末です。
ストーブ類と同じようなスタッフバッグが入ってますが、
裏面はメッシュになってます。
やはり水で濡れることを想定しているのでしょう。
使い方は、この場で説明するとかなり長くなります。
がんばってコレ購入して取扱説明書で学ぶのが良いと思います。 
どうしても購入前に使い方などを知りたいというズボラな人は
こちらのサイトPickup=Lightupに詳しく説明されてますので参考に
してください。
今回のキャンプはあいにくの雨模様で、タープにたまった雨水で
ろ過してみました。
ミニワークスのいいのはNalgeneのボトル1リットル(左)なら径が
ピッタリでねじ込んで固定できます。青いボトルの500mlの
ボトルは径が合いません。
ミニワークスとボトルと両方を持ちながらポンピングしなければ
なりませんが、どちらも似たような太さで持ちやすいです。

最初はビビッてろ過した水はラーメンなど沸騰して使う用に
してましたが、 そのうちがぶ飲みしだしました。
が、全くお腹に異常無しでした。

海水は無理です。ドロドロの汚いにごった水もやめといた方が
良いですが、普通の澄んだ湖沼の水や小川なんかは余裕だそうです。

これからのキャンプや山岳ハイキングには欠かせないギアの一つに
なりました。


2011年6月13日月曜日

Tarn2とTwinPeaks

6月のキャンプです。
今回はソロキャンプでなく、友人とのデュアルキャンプでした。
そうなると宴会になってしまいます。 
ビールや日本酒にウィスキーから何でもありました。
一人とはまた違った味わいがありました。
翌日は雨です。さらに少し冷え込んだようで、テント内でスリーピングバッグに
潜り込んでいれば快適ですが・・・・、
さて今回はオートはオートでもバイクキャンプだったので、積載量に制約が
多くて大変苦労しました(酒を持っていかなかったら問題なかった)

奥がボクが所有しているTwinPeaksで、手前が同行者のレンタルテントの
Tarn2です。
Tarn2は格好良いですね。3人用もありますが、事実上3人用は2人、
そしてこの2人用はソロに快適です。
ゲート部分が大きく開かれている点は大変いいつくりで、
4シーズンのあの銘テントのTGVにそっくりな面構えです。
さらに写真のDriftwoodのカラー以外にもPaprikaも選べ、Paprikaは
MECのテントシリーズ内でも割合高いグレードに採用されている
色合いのものに近いため、遠目で見ると
「あっ、あいついいやつ持ってるな!」
と、思われます。

対して、TwinPeaksは明るい黄色がメインの色合いで、量販店で売られている
テントに近い感じがします。
しかし両側に入り口を有し、張り出しが十分あるところなどが大変便利な上
メッシュ部分は完全密閉も出来ます。
Tarn2はメッシュ部分はメッシュのみで極寒時はちょっと辛いかもしれません。

Tarn2の最大の良さはその割安な価格とコンパクトさじゃないでしょうか?
メッシュ部分が密閉できるのなら、絶対買っていたと思います。



2011年6月10日金曜日

ゴアテックスのシューズ

Merrellのゴアテックスのハイキングシューズですが、
購入してからここぞ!というところにはいつも履いて行き、
その快適性に絶大なる信頼を感じてました。
しかしその都度、ぬかるみや雪解け水がトレイルを覆い隠すようなところで
使用しすぎたためか、ちょっとずつ浸水を許すようになってきました。

おそらくゴアテックスでない普通のシューズだとこんなところ歩かないという
ようなところでもガンガン歩いてしまったので しょうがないかもしれません。

購入してまだ一年足らずですが、もう次のシューズが必要になってきた
ような気がします。
今年は昨冬の降雪量が多く雪解け水が多いので、新しいのを買いたい
衝動に悩まされています。



2011年6月8日水曜日

MSRのユニバーサルキャニスタースタンド

MSRのユニバーサルキャニスタースタンドです。
日本ではプリムスのや各社いろいろ出回っているようですが
こいつのいいのはステンレス製で剛性が高そうなところです。
(他社のはプラスティック製が多い)

日本語での情報ではどんな缶にも使えると言う宣伝コピーを流用して
どこの通販サイトも同じようなことを書いているだけで、
それ以上のことは何もわかりません。

本国のサイトでは「どんなサイズのキャニスター缶にもフィットします」と
説明しているほか、「キャニスターで大なべで調理する際のぐらつきを
このスタンドを使用して安定性を高めるためのもの」
というのが一般的な使い方だと思います。
カチッ!
三本脚のうち二本はフック形状でキャニスターにうまく引っ掛ります。
そして左の黒い四角の部分がばねでキャニスターを押し込むような
仕組みになっていて、押さえつけている状態ではキャニスターは
バッチリと固定します。
さあ、キャニスターが安定したぞ!ということでバーナーをセットしようと
思ったら、ボクのは分離型のウィンドプロなので、キャニスターを
安定させる意味は全くないことに購入してから気づきました。
幸いブルー缶のストーブも所有しているので、こちらで使えそうです。

ユニバーサルキャニスタースタンドは、キャニスター缶ならどんな大きさの
ものにもフィットしますが、CB缶は無理です。小さすぎます。

さらにキャニスター界(どんな界じゃ?)では北米では圧倒的なシェアをもつ
コールマンのこの形状の缶にも使えません。
やはりMSRやスノーピーク、プリムスといったバックカントリーでの使用を
考慮して作られたキャニスター専用といったところです。

で、そんな状況だと一体誰が大きな鍋を持ってキャニスターストーブで
調理をするんだ?と思ってしまいます。

全国のこのユニバーサルキャニスタースタンドを所有している人たちに
聞いてみたい。
「使ってる?」
「何がそんなに便利?」
「やっぱ衝動買いでしょ?」

唯一こいつがあっていいな~と思ったのは、キャニスターを使用した
ガスランタンの時で、自分は吊り下げないでテーブルの上に置いている
状態での使用が多く、その上ガスの残量の少ないものを照明として
使っていることが多いです。
ガスの残量が少ないと言うことは、それだけバーナーやマントル以下の部分が
不安定になっていると思います(いや、そう思いたい!)

なのでとっても便利なユニバーサルキャニスタースタンド、
キャニスターガスユーザーならぜひ購入のご検討をw