2015年3月9日月曜日

フリーライドスキーって何だ? 

またスキーに行ってきました。
今回は近場で、週末だけにとんでもないくらい人ごみで大混雑でした。
っても日本のスキー場に比べれば、ガラガラのようなもんですが・・・・。

たしか週末にかけて降雪があるって言ってたのに、また天気予報が外れて、
しかも午後からは超快晴で気温も高く、ゲレンデの雪質はまさに最悪の状況でした。
前回ほとんど滑れなかったK2のシュレディター102を今回は丸一日楽しむことが
出来ました。

ところで自分の板なんですが、これってフリーライドスキーってカテゴリーに
含まれる板です。
最近スキーにカムバックした自分は、つい最近までカービング板のRとか
なんやかんやの用語がさっぱり解らないでいましたw

昔?もあったデモ板とか競技用板とかそんなのは何となく解るのですが、
フリースタイルとかフリーライドとかがハッキリと解っていませんでした。
メーカーや販売店によってもフリーライドと書かれていたり、ビッグマウンテンと
書かれていたり、しまいにはオールラウンドと説明されていたりと、
どっかで”今更聞けない”とか”サルでも解る”みたいな解説ウェブサイトとか
無いもんですかね〜w

👇ここからは自分を含めたフリーライドとか何のことか解んない人用ですw👇
最近解ってきたけど(今ごろかい!)
フリーライドスキーってのは大きく分けて2種類に分かれるようですね。
要はパークっていうリフト乗っている時に上からみえる(所が多い) あのキッカーとか呼ばれてるジャンプ台でぴょんぴょん飛んだり、ジブって呼ばれてる手すりみたいな
レールとかボックスの上を滑るやつ用の板でフリーライドの範疇の中で
フリースタイルとかパーク用の板みたいに言われているやつです(合ってるかな?汗)

もう一つが同じくフリーライドスキーのなかでもパウダー系と呼ばれる
ファットな板のやつです。
で、自分が購入したK2のシュレディター102ってやつもおなじフリーライドスキーですが
センター幅が92、102、112、120、136と種類が豊富で数字が大きいほうがパウダー色が
強いってことですね・・・・多分(ここまでも合ってるかな〜?)
で、センター幅の比較的細い部類に入る92とかボクの102ってのは”ちょいパウダー”的な
要素が多いようです。ゲレンデ脇の新雪部分を気持ちよく滑るためとかの
フリーライドスキー板ってことだと思います。

でもK2のサイトだけでなく最近はどこのメーカーもフリーライドのカテゴリーは
主にパウダー系として、そしてパーク用は独立してパーク&パイプという別のカテゴリーを設けて明確に分類しています。
ややこしいのはフリーライドのページにシュレディターが載ってるのは解るけど、
パーク&パイプのページにもシュレディターの92だけ載ってるってこと。
こんなんだから自分のような初心者にはちょっと訳分かんなくなってしまうのです。

ちょっと自分なりに雑に解釈するとフリーライドの板で少し長めで太めがパウダー用で
短くて幅もそこまで太くないやつがパーク用ってことかな?

んで自分の板、シュレディター102ってのは簡単に言うと、パークで遊ぶには
太すぎるセンター幅と長い板で、パウダー滑るには細いセンター幅でちょい短い板な
ようです(自分のは170cm)
そんな言い方すると「帯に短し襷に長し」になっちゃうけど、良く言うなら
全てにたいしてそこそこ楽しめるオールラウンドな板だ・・・・と言えるようです。

初めてフリーライド板を履いたその日は???な感じだったのですが、
今回丸一日滑ってみて感じたのは、

「こりゅあ、かなり良いぞ」

何度も言うけど自称中級スキーヤーなんで、ボクの感覚なんてアテにはなりませんが、
普通の圧雪されたゲレンデも快適だし、春のザクザクした雪でもかなり滑りやすかったです。
一度パートナーの履いてるアトミックのカービングスキーと履き替えてみたら、
とんでもなく不安定な感じ(感覚的なもんですが)になりました。
スキー板の長さって身長±αcmとか教科書的な教えがあるようで、その通りに
従って来ました。
シュレディターもいままで履いてたスキーよりも相当長くなって、パウダーでもないのに
そのほとんどが整地されたゲレンデ使用でどうかな?曲がりにくいかな?って
思ってたけど、今では全く長いとは感じませんね。
もっと言うと今まで乗ってた短いカービング板より楽に乗れる感覚です。

それでも自分の技術がまだまだなのでアイスバーンやコブは未だにぐちゃぐちゃですけど、誰かが言ってた通り、センター幅100mm前後のフリーライドのパウダー系の板は
とてもバーサタイルで本当の意味でオールラウンダーな板な気がします。

2015年3月7日土曜日

ダウンか?化繊か? アークテリクス アトムLT フーディー

これからの季節、暖かいのか?寒いのか?
朝夕と昼間とで全く違う天候になったりと春のウェア選びは慎重になります。
特にカナダのロッキー周辺では真夏でもダウンジャケットを着込んで
アウトドアライフを送る光景は珍しくありません。

ファッショナブルでちょっとお金持ち?っぽい?ダウンジャケット、
欲しいんですが、いろんな意味でボクは化繊のジャケットを愛用してます。
カナダに住んでると、アークテリクスはやはり身近でしかもBC州やロッキー周辺では
愛用する人が多いです。
街中だと圧倒的にダウンジャケットのほうが多いのですが、山に入ると化繊のジャケットを着ている人が多いのは何故か?
ダウンは確かに暖かいけど、時に暖かいを越して暑いになってしまうケースも多いです。
そして一番の敵は湿気。雨に濡れたりすると保温力が極端に落ちます。
そして洗濯もしにくいし・・・。
でも人気があるのはやはりファッショナブルなデザインで、それに比べ化繊、合成とか
名の付くモノって聞こえが貧乏臭くて寒そうなイメージが付いているような無いような・・・w

ボクの好きなアークテリクスで比較するとダウンジャケット系は化繊ジャケットに比べると、約100ドルくらい余計に出費になります。
さらにアウターとしても使えるようなSV系になるとさらに高額になります。
(それでもカナダグースとかよりは安いですけどね)
ビンボーなボクはアークテリクスの中でもベストセラーな人気を誇るアトムLTを
愛用してます。
カテゴリー的にはミッドレイヤーに属しますが、ハードシェルが絶対的に必要な状況で
無い限り、アウターとしても十分対応できます。

アークテリクスの製品のほとんどに言えることなんですが、このアトムはとにかく軽い!
軽すぎてペラペラっぽくて、
「これ、本当に暖かいのか?」
と、思ってしまいそうですが、正直暖かいです。
0℃くらいで無風なら活動の程度によりますが 下にはポリエステルのベースレイヤーでいけます。

ちなみにスキーにも愛用してます。
スキーの場合はアウターにハードシェルが必要なのでレイヤリングは必須です。
−10℃くらいまでならベースレイヤー、フリースセーター(ボクはアークテリクスの
コバート)、そしてアトムLT、そしてその上にベータのSL着てます。
ベータのSLは超薄々なんでとりあえずアウターのハードシェル扱いで着用します。
お金があればアルファやベータのARに変更したいところです。

じゃあ、もっと寒いとき(−10から−30℃くらい)はどうするか?というと、
ミッドレイヤーにはやっぱりダウンジャケットが良いような気もします。
幸い自分の場合はフィションSVを持ってるので(SVはもう無敵です)
極寒時はアウターにフィションSV、ミッドレイヤーはアトムなりコバートなりを
重ねますが、あまり動き回ると暑く感じるくらいです。

暖かいとき、ちょっと寒いとき、メチャクチャ寒いときと色々ありますが、
どんな状況でもミッドレイヤーのアトムLTを基準にベースやアウターを替えていくのが
自分のスタイルなんですが、それくらいアトムは使いやすいです。
ボクのアトムはモデルチェンジ前のヘルメットコードの付いてないやつですが、
基本性能は同じです。色も昔のサボテンカラーですw
脇腹部分の素材が毛玉地獄になるのはしょうがないけど、山が好きそうな人があつまる
バンフやキャンモアの街通りでも頻繁に見かけるあたりは自分が言うまでもなく
優秀なミッド&アウタージャケットなんだと思います。


2015年3月5日木曜日

初めてのファットスキー K2 シュレディター102

今年からスキーを再開して思ったこと。
自分ってハマりやすい単純な正確だということ。
今年はブーツもヘルメットも購入して、これ以上散財は出来ないのに気がつけば、
板まで買っちゃいました。K2のシュレディター102です。
言い訳すると、スプリングセールで2014/15モデルがかなりお安く出回っていたのと、
次回スキーの予定日が降雪予想で新雪を味わえそう・・・。
たったそれだけの理由です。

最近ゲレンデでもフリーライド系の板を履いてる人も多くて一昔前のカービング板しか
持ってない自分はちょっと気になっていたのもあります。
んじゃファットな板を買おうと思い、いろいろ物色してました。
パウダーを本気で楽しむならウエスト100くらいよりも110とかそれ以上が良いそうですが、果たして自分は本当にパウダーを堪能するのか?

実際のところ週末スキーヤーな自分は限られた日にスキーをする場合が多いし、
雪質云々を選べる状況ではないし・・・・、
やっぱ基本はゲレンデの整地を滑る機会が一番多いと思います。
雪が降ったらゲレンデ脇を滑れば良いかな?くらいな軽き気持ちでファットスキーに
手を出す人は自分だけでないと思います。
そうなるとパウダー専門なファットなものよりウエスト幅100前後のセミファットが
手が出しやすいし、またメーカーもそれを心得ているようで各社それくらいの幅の
モデルが多数出回ってます。

最終候補まで残ったのがロシの7シリーズとK2のシュレディターです。
値引率がK2のほうが良くて92mmと102mmのどちらかで決定でしたが、
自分の身長で考えると92mmのほうは在庫が長いやつしかなかったので、
102mmの170cmを購入しました。

本当のパウダー専門ならファットで板も長いものが良いそうですが、ゲレンデ主体で
たまにパウダーなら幅は100mmくらい、そして板の長さもさほど長いほうが良いと
思ったのですが、K2シュレディター102のラインナップは170、177、184、191と
なっており、自分にとって選べるのはもう最短の170のみです。
まあこれで感覚的に太くても短いから取り回ししやすいかな?と思えるし、
何より初めてファットスキーなんで整地でしっかり滑れないといやになるかもしれない
ってのが理由でした。
しかしその日は最悪で、たった2cmの降雪で寒いし(−14℃)、風はあるし、
なによりメインのリフトが2基故障で滑れる箇所が僅かしかありませんでした。
ゲレンデ移動にスノーモービルが稼働していて(それはそれで面白かったけど)
事実上ほとんどまともに滑れなかったです。

ほとんど緩斜面での感想ですが、最初の一本目こそ「うわぁ!やべぇ!」
みたく上手く滑れませんでしたが、その後すぐに慣れてきました。
あくまでも自称中級スキーヤーの戯言なんで、参考になるか分かりませんが、

102mmの幅のわりには滑りやすく整地でも快適にこなせるというレポートを
よく目にします。が、自分にはそうでもないような・・・。
多分自分の考え方だと思うのですが、初めてのファット、スキーを再開して
日も浅いということもあり、調子にのって滑っているとターン中に
エッジが引っ掛かってビックリすることが何度かありました。
(乗り方が悪いんだと思います。つまり下手。)

中斜面のコブを滑ったのですが、もう無茶苦茶でしたw
多分もっと上手な人やファット履き慣れてる人ならもっと的確にレポートできると
思うのですが、巷で良い板だと言われているモノでもそれが良いのか悪いのか
判断できない自分はやはり初心者なんでしょうねw

来週またスキーに行くのでその場でまた試してみたいと思います。
ちなみに今では昔のカービング板とシュレディターと2台体制になり、
状況に応じて板を選ぼうと考えていましたが、シュレディタ−も(緩斜面ではありますが)
滑ってるうちに慣れてきて整地でも中回りや大回りが快適で、これ一台で
なんでもこなせるような気がしてきました。

自分が言うのもなんですが、初めてのファット選びでこいつを選んだのは
正解だったような気がします。