2012年10月16日火曜日

eTrex20のトリップコンピュータ

どこに行くにも常に携帯しているガーミンのeTrex20です。
主な使用目的はGPSとしての機能だけでなく釣りに行った際に
活性の上がる時間帯を教えてくれるのにも重宝します。
今まであまり使ってなかった機能の一つにトリップコンピュータが
あります。
総トリップ距離とか現在の移動スピードとかいろんな情報を
知ることができます。
小さな画面にいろんな情報を記してますが、少数項目だけの表示で
画面にその項目を大きく表示することもできます。
あと知らなかったのですが、(このときは夜明け前に使ってました)
日の出までの時間を一番上に表示してくれていて、
これも意外と便利な機能です。

トリップが終わればリセットすれば良いのですが、ボクはこの機能を
ぜんぜん使いこなしてなかったので、購入してからずっとトリップを
し続けたことになってました。

2012年7月5日木曜日

Kootenay地区でキャンプ

雨が多くてなかなか出かけられなく、ようやく夏らしい天気に
なってきた7月第一週はカナダデーホリデーでした。
予想していたようにバンフやレイクルイーズ周辺のキャンプ場は
どこも満杯との情報が入ってきてます。
アルバータ州とBC州の境でもありアメリカ国境とも近い
Kootenay地方なら 比較的空いていると思ったにもかかわらず
かなりのキャンパーが場所を埋め尽くしてました。
今回はキャンプがてらにまたもやフィッシングです。
フィッシングについては後ほど記すとしても、このキャンプ場だけでなく
過去の他のBC州のキャンプ場でも少し気になったことがあります。

それは夜になってもうるさいキャンパーが多かったり、
共同トイレの使い方のマナーの悪さにいつも閉口します。
トイレはトイレとして利用するのが当たり前なのに、
中に平気で缶ジュースやペットボトル、ゴミ等を投棄しているのを
見かけます。

BC州だけでなくアルバータ州州でも比較的市街地に近いキャンプ場では
マナーの悪いところが多いです。
ボクは基本的に平日にキャンプすることが多いのですが、
今年に限り週末にキャンプすることが多く、
いままでの静粛や清潔感がこんなにも変わるものなのかと
ちょっとビックリしてます。

それでも日本のキャンプ場に比べると広いスペースにゆったりとした
レイアウトで人の気配をあまり感じないところが多いので
ちょっと贅沢な悩みかもしれませんね。

天気にも恵まれ、一息つけて釣り糸を垂らして、
これ以上の至福は無いのに文句言ってちゃあダメですね。

写真は無いけど、今回もまたカレーライスでした。
旨かった♪

2012年6月7日木曜日

レザーマンのマルチツール

レザーマンのマルチツールです。
最近のキャンプにはとても頼りにしているマルチツールです。
日本にもレザーマンのサイトがあって、数あるマルチツールの中から
自分にあったタイプを選び出すことが出来ます。

ズシリと重量感のあるツールですが、何でもかんでも付いてます的な
ビクトリノックスと違い、安定した信頼ある使用感に好感を
持てます。
ヘキサゴンウッドストーブで安定した火力が欲しければ、
松ぼっくりなんかよりもやっぱりファイヤーログが一番です。
しかしこんな小型のストーブに当然ログが入るわけないし、
どうしても小さく切らなければなりません。
あっても無くてもさほど関係ないかな?っとおもっていたのこぎりが
意外と優れものです。
大きくズシリと重いボディが良いハンドルとなって確実にのこぎりとして
機能してくれます。

とにかくいろんな種類のマルチツールがあるので自分に見合ったものを
探すのも楽しいかと思います。

多機能になってくると値段もそこそこになってきますが、
それに見合った機能が付いてくると思えば、さほど高いとは思えないです。
し、しかし・・・、
もし無くしたら・・・?
なんて思うと悲しいので、ほどほどのものを手に入れるのも良いかも?
キャンプがメインならウェーブかブラストがおすすめです。

2012年6月3日日曜日

Natural Highのフリーズドライキャンピング食品

MEC等アウトドア専門店でよく売られているフリーズドライの
携帯食品のひとつNatural Highのベジタブルカレー&ライスです。

バックパッカーのアルパインキャンピング等の積載重量をなるべく
減らしたいときにこれらのフリーズドライ食品はとても重宝します。

カナダということもあり食品類がパスタやマッシュポテト系が
多くて、「日本人ならカレーだろ!」
ということから似たようなベジタブルカレー&ライスを
選択しました。
カリカリに乾燥した具材に分量の沸騰したお湯を注ぐだけです。
でかい塊は肉を別途に入れましたw
レトルトパックのような内側をアルミで包まれた容器なので
保温性が良く、このままの状態で蒸らしていき食材を
料理したての状態に復元していきます。
出来上がりです・・・・・。
一目見て・・・・、
「不味そう・・・・」

あくまでもバックカントリーキャンピングの際、食べる食品という
感覚がなければパスしてしまいそうな味でした。

あとでMECのレビューを見てみたら
このベジタブルカレー&ライスはかなり酷評されてました。
やっぱり失敗だったようです。
それでも一度は経験しておいたほうが良いと思ったのですが、
やはりレビューを信じたほうがいいですね。

このNatural Highのフリーズドライ食品は和食以外の中華や洋食が
用意されていて、レビューでは良い評価のものも何個かあります。
そういった評判の良いものだけをチョイスすれば、
他社のフリーズドライ食品より少し安価なNatural Highの食品も
選択肢の一つとして考えても良いかと思います。

まあ日本人には日本で売られているフリーズドライ食品のほうが
美味しさでは数倍上なので無理から北米食品を選ぶことは
無いですね〜。

感覚的に言えば、
日本から僻地の外国に長期旅行に出かけて、いつもパン食に飽きてきて
そろそろ米が食いたいという欲求に、偶然見つけた日本料理の看板の
レストラン。
そしたら店員はみな現地の人で、出てきた日本料理風の食べ物は
・・・・って感じですかね〜
まあ米には違いないがな〜。
ある意味ナチュラルハイになれるフリーズドライ食品です。


2012年6月1日金曜日

Caddisだと思った5月のBow River

久しぶりにBow Riverで釣りをしてみました。
といっても夕暮れの2~3時間なのですが、先日 散歩中にトラウトの
たくさんのライズを発見したので、再び現地を訪れてみました。
通常のボクのスタイルは餌やルアーが多いのですが、
久しぶりにフライで挑戦です。
といってももともとフライはかなり経験があり(下手だけど)
安易に釣れそうな気持ちで軽く考えてました。
5月のメインのハッチはBlue-Wing OliveとCaddisなのですが、
水辺にはCaddisのアダルトが至る所に飛び回ってました。

X-CaddisやElk hair Caddis等のパターンで周期的にライズする
流れに挑んだのですが、一向にアタックする気配がありません。
サイズも#14,#16,#18といろいろ試したのですが、
全くダメでした。

やはりアダルトだとダメなのでしょうか?
感覚的に水面直下のピューパを補食している感じです。
そして一番のマイナスポイントは長らくフライフィッシングから
遠ざかっていたので、感覚が掴めなかったこともあると思います。

ライントラブルやキャスティングミス等と悪戦苦闘して
唯一のヒットにもバラしてしまう有様でした。

風がキツくてキャスティングが難しかったのを言い訳にしたいところですが
久しぶりのフライフィッシングで軽く洗礼を受けた一日でした。

2012年5月25日金曜日

5月のキャンプ テントのペグ

5月の連休にキャンプに行ってきました。
さすがに連休はメジャーなキャンプ場はほぼ一杯の状態です。
でもボクが行くようなマイナーでキャンパーでドライブインでない
ただのテントサイトは少しだけ空いてます。
今回試したかったのがこのペグです。
左側のいかにも安っぽいペグはテントを購入したときから標準で
装備されているものです。
MEC Aluminum Wire Tent Pegという名前がついてます。
右のスマートなデザインのペグを新しく購入したものです。
どちらもアルミ製で軽量で、オリジナルのほうは硬い地面に
無理矢理押し込んだりで曲がっているものも何本かあります。
オリジナルはスマートでない形状から頭の部分が大きくて、これが
かえってペグ打ちの際にいい具合で足で踏むことが出来るので、
意外と使いやすいです。
一本あたり25セント割高なスマートなペグは見た目が綺麗!
ペグを打ち込んだ後はどこに打ったか分からないくらい小さいです。

でもそれと実用性は違うような気がします。
ロープを引っ掛ける部分が小さいので若干の慣れが必要な気もするし、
撤収の際にペグを見落として忘れてきそうなくらい目立たないです。

MECのサイトでこのアルミペグはカタログ落ちしたようで、
いまはこのY字のペグは主力となってます。
MEC Y Tent Pegという名前がついてますが、一本あたり$1.60と
かなり高額です(オレって貧乏人・・・)
こいつを一本買うのにオリジナルのMEC Aluminum Wire Tent Pegが
2本半買える計算になります。

「おしゃれは足元から・・・」
ペグはやはりすこし贅沢すべきかも・・・なんて一瞬思いましたが、
今後ペグが減っていったら、買い足すのは・・・
やっぱり一番安いやつかな〜?

2012年4月30日月曜日

Vargo ヘキサゴンウッドストーブで炊飯

とても頼もしいVargoのヘキサゴンウッドストーブで炊飯に挑戦です。
まずは ストーブ炊飯の極意をもう一度おさらいです。
クッカーはアルミ製が上手にご飯が炊きあがりやすいです。
ボクはユニフレームのスクエアコッヘル3を愛用しています。
一人分のお米は一合より少ない120g くらいが調度いいです。
(あくまでも自分の食べる量ですが・・・)
水の量は160ccくらいです。炊飯する前に最低でも30分くらいは
浸漬させて米に十分に水分を含ませておくことが大前提です。
 松ぼっくりと松葉、松枝のコンビネーションで焚き付けます。
 最初はとにかくガンガンに炊き上げていきます。
コッヘルを外すと高く火柱が上がるくらいが調度いいです。
しかし思いのほか、火力が少なくファイアーログの切れ端も
使うことにしました。
安定した火力でコッヘルに熱が行き渡り、上蓋より少しずつ蒸気と
泡があふれてきたので石等の重しを乗せて内部圧を上げます。
蒸気と泡の量が減り出してくると内部の水分が無くなりつつあり、
そのまま強火にしていると焦げ付くので、燃料の供給を減らして
いきます。
上手い具合にその頃には炭になって安定した熱源があったりして、
その熱を利用して炊飯の終盤の行程を行います。

やがてストーブからコッヘルを外して 蒸らしに入ります。
蒸らしの時間中にボクの定番!
レトルトカレーを温めます。
この時点でストーブは弱火になっているので、再び小枝や松ぼっくり等
を投入して火力を上げます。
ウッドストーブで水を沸騰させるのは意外と時間がかかります。
腹が減っていたからかもしれませんが・・・。
レトルトカレーはまだ出来上がってないですが、ひとまず蒸らしが
終わったご飯をチェックです。
ふんわかホクホクで美味しそうで出来上がってます。
そしてカレーもでき上がり、カレーライスを頂きました。
旨いです!
ガスストーブと違い、ウッドストーブでは火加減が難しいし、
ずっとそばにいて確認する必要があります。
難しいが故にちゃんと炊きあがったときは格別なものがあります。
問題はこれ。
白ガスを使ったストーブ炊飯だとコッヘルの底はきれいなもんですが
松ヤニやいろんなものを含んだ天然の木材を利用して
火を起こしたときは、ご覧のように底が真っ黒になります。
黒いのは煤なのですが、それと松ヤニが融合して黒いのが
こびりついています。
メタノール等のアルコールで簡単に黒い汚れを落とすことが出来ます。
連泊等で複数回コッヘルを使うときは、重ねて保管すると
コッヘル内部に汚れがつくので、その辺は気をつけないとダメですね。


2012年4月26日木曜日

Vargoのヘキサゴンウッドストーブ

前々から気になっていたVargoのチタン製ヘキサゴンウッドストーブ
ようやく手に入れました。
購入できるサイトのレビューやブログ等でかなり評判が良く、
いつかは手に入れようと虎視眈々と狙っていました(?)
さっそく組み立てて(数秒でできますが・・・)
中で燃やすものを拾ってきました。
松の枝と松ぼっくりを適当に集めました。
まずはティッシュを一枚置いて、その上に小枝を数本重ねてました。
ティッシュに点火すると、
とたんに燃え上がり、すぐに小枝に火がつきました。
とてもいい感じに燃え上がるので、
松ぼっくりを二個投入しました。
かなり大きな松ぼっくりでストーブ内は窮屈になりましたが、
燃料として松ぼっくりはかなり優秀です。
開閉式の扉を閉めたところです。
ある程度燃やして遊んでいて、最後に火が消えたところです。
燃やしてない松ぼっくりとほぼ同じ大きさだった灰になった
松ぼっくりがストーブ内に小さくなってました。

バーゴのヘキサゴンウッドストーブはその材質、形状から
かなりの燃焼効率が良いように思われます。
せっかくなのでお湯でも湧かせば良かったのに、
ただ枝とか松ぼっくりを投入していろいろ燃やして遊んでました。

今度はこれで本格的に料理に挑戦したいと思います。


2012年3月14日水曜日

3月のChain Lakes Reservoir

ちょっと寝坊して出かけたChain Lake Reservoirでまたレインボートラウトを
狙ってきました。
アングラーは相変わらず僅かしかいません。
そして車で湖上に乗り出している人もいません。

まだまだ氷は厚い(14~16インチ)ので車も入れると思いますが、
下の氷の上に降り積もった雪が溶けてまたその上に氷が張ったような
二重構造の部分が多く徒歩の移動でも少し危ないところも
多かったです。
リミットまで釣ろうと思ったのですが、
ウワサ通り午後1時半を過ぎたあたりから全くアタリがなくなり
例の”2時までルール”に従い納竿しました。

最初はマゴットとパワーベイトの組み合わせでしたが、
バイトがシビアで気分直しにこれまたこの湖定番(?)の
 チーズに変更したら調子が良かったです。
後から来たアングラーはルアーで狙っていて、
しかもすぐに良型を2本上げていたので、大物狙いならやはりルアーに
歩がいいようです。



2012年3月5日月曜日

Crawling Valleyのアイスフィッシングダービー

3月に入って最初の週末はCrawling Valley Reservoirのアイスフィッシングの
大会に出場しました。
土曜と日曜の二日間でノーザンパイクの最長最重量を競う大会です。
成人の部の優勝者は賞金およそ1500ドルを獲得したのを筆頭に、
3位までが賞金を獲得したほか、たくさんの抽選での景品等が当たる
とても楽しい大会です。
湖上の決められた区域をそれぞれが車で好きな場所で釣り糸を
垂らして大物を狙います。
朝8時からのスタートでしたが、既にたくさんのアングラーが
湖上に陣取ってます。
 開始早々にガツーンとヒットしてきたのは22インチのノーザンパイク
でした。
残念ながらこのサイズはキーパーではなく25インチくらいからが
キーパーとなりますが、3位までに入賞するならば30インチくらいを
目標にしなければなりません。
その後もかなりバイトがあり、その日の最長が25インチの丸まると
太ったやつでした。
しかしこれでも入賞圏内ではありません。
結局7尾を釣り上げて釣り自体は大変満足の行く釣果となったのですが
入賞には及びませんでした。
タイムアップの午後3時にはみんな陸にあがり、入賞式や景品の
授与等が行われました。
とにかくたくさんの人が訪れていて、ファミリーから楽しめるし
天気も快晴で、とても充実した一日でした。
また来年も今度こそ大物を狙って挑戦したいと思います。



2012年2月21日火曜日

ニジマスの薫製作り

 先日アイスフィッシングで持ち帰ったトラウトを薫製に仕上げました。
塩焼きやムニエルも良いですが、手間ひまかけてじっくり燻した
薫製は格別な味わいがあります。

薫製には冷薫、温薫、熱薫の三種類があります。
釣ったマス類を薫製にする場合、摂氏30〜70度くらで6時間前後 の
薫煙がけが一般的です。
それでも燻煙がけの前に塩漬けや塩抜き、風干の行程をするので
かなり時間のかかるものです。
 魚を釣った当日からは時間が無いと薫製作りは出来ないので、
一度エラと内蔵を取り除き、ウロコも取り除いた状態で冷凍しました。
そして冷蔵庫でゆっくり解凍して、燻煙する日(休みの日)から
逆算して塩漬けを行います。
自分の場合は土曜日の朝から燻煙作業を行いたいので、
金曜日の朝に塩漬けを行います。

塩漬けは一般的にソミュール液という塩分のきいた液体につけ込みますが
塩(天然塩)と三温糖、そして各種スパイスを入れた液体を作ります。
ここは北米なので北米式に水1リットルに対して、
普通の塩150g、ブラウンシュガー50g、蜂蜜かメープルシロップを30gを
入れて沸騰させて溶かします。
そしてすり潰した胡椒、コリアンダーシード、オレガノ、タイムなどの
スパイスやハーブを入れます。
ボクはマス類には欠かせないディルも入れます。
  全てのマスがソミュール液に浸かるようにして10〜16時間くらい
漬け込むのですが、少ない量で効果的に漬け込むのなら
ジップロックに魚と液体を入れてなるべく空気を追い出して
漬け込みます。この場合マス5匹に対して500ccの液体で足りました。
 金曜日の夜には12時間以上経ったマスを取り出します。
流水で塩分を適度に抜いていきます。
塩分濃度と魚のサイズによって塩抜き時間は様々ですが、
最低でも1時間以上は塩抜きしないと塩辛くなります。
でも塩を抜きすぎるとなんとも味気ないものになるので、
この辺は何回も薫製作りをして感覚を掴んでいくのが良いと思います。
 金曜日の夜、寝る前に塩抜きしたマスを乾かす行程に入ります。
外気温がマイナス5度で外でマスを吊るすと凍ってしまうので、
冷蔵庫で乾燥させる事にします。
この際、余計な水分はペーパータオルで拭いて、腹の中も乾燥しやすい
ように爪楊枝で空間を作るようにします。
時間的には屋外か冷蔵庫かで変わってくるのですが、表面が乾いたら
燻煙がけが出来る状態だと思ってください。
一晩経って冷蔵庫のマスを見てみると網と設置している部分とかが
まだ湿り気を帯びていたので、屋外に吊るして一時間でだけ
風干させる事にしました(それ以上すると凍ってしまう)
さて今回の主役はLittle Chiefのエレクトリックスモーカーです。
かなり昔のもので現在のはフロントローディング式になっていて
スモーカーの全面が開閉できるようになり天ふた式と違い
便利なようです。
 そして燻煙がけに使うウッドチップは桜とメスケートです。
メスケートはマメ科の植物らしく、以前に枝豆の皮を入れて薫製を
作ると美味しくなるときいた事があって、メスケートも少しだけ
使います。少し香りがキツいので桜とあわせて使うのが効果的だと
自分では思ってます。
燻煙がけは朝の10時から行いましたが、ご覧のように0度です。
この状態からスモーカー下部の電熱器に電源を入れても
なかなかスモーカー内部が暖まりません。
しかし燻煙がけの基本は最初は低温で燻煙し、その後時間とともに
だんだん温度をあげていくのが基本です。
最初の1~2時間くらいはこ30〜40度の範囲で燻煙します。
外気温が高いとスモーカー内部はもっと高い温度になるので
その場合は電熱器の電源を切って対処します。
電源を切ってもくすぶったウッドチップは煙を出します。
外気温が低い場合、いくら燻煙がけを続けてもスモーカー内部が
熱くなってきません。この場合、北米の一般常識(?)の
毛布等でスモーカーを包むという方法です。
こうする事によって燻煙がけ開始から3~5時間目あたりを
スモーカー内部温度を40〜50度くらいにできます。
微妙な調整は毛布の包み具合(半分だけ被せるとか)で調節します。
内部のマスの色具合を見ながら後もう少しかな?という頃の
ラスト一時間はスモーカー内部の温度をさらに上げます。
60~70度くらいにするのですが、これも外気温が低いと毛布だけでも
この温度まで上がりません。
なので熱源強化の意味を込めて炭をおこしてこれをウッドチップの
入ったフライパンに一緒に入れます。
炭の入れ具合等この辺はかなり調節が必要になりますので 、
ラスト一時間はスモーカーのそばに付いて常に温度確認したほうが
良いと思います。
そうやって出来たマスをスモーカーから取り出して吊るします。
燻煙がけが終わった時点でもう食べれるのですが、
半日から一日置いたほうが落ち着いたスモークの香りに変わり
美味しくなります。
屋外で吊るしたり室内の比較的涼しい所で半日くらい放置すると
良いでしょう。

薫製作りは手間がかかるのでマスを薫製にするのも一度に
10尾くらいやりたいものです。
しかしストックウォーターでのトラウトフィッシングのリミットが
5尾なので、次回は複数日で釣行して10尾くらいストックしてから
薫製を作ろうかと思います。

ただ温薫によってできたマスの薫製は冷蔵庫保存で1週間くらいが
美味しく食べれる 限界なので、そんなに一度に薫製を作っても
しょうがないのかもしれません。