2011年7月24日日曜日

虫除けパッチの効果

先日、屋外で遊んでいた時にパッチを付けてその効果を調べてました。
その日はとても暑く最高気温が30度近くまであがり、
蚊も結構いました。
周りの人は脚に数カ所赤い点があるのを確認してましたが、
パッチを付けた我々は、一カ所も刺されることがなかったです。

しかし暑いとどうしても汗ばみ、この虫除けパッチは禁煙パッチほど
強力な粘着テープではないので、剥がれやすいです。

とにかく人が大勢いる中での検証でした。
蚊も何となくこの辺で無理して血を吸うより、あっちで気楽に
血を吸おう・・・みたいな
何となく虫除けパッチ周辺を嫌っていたような感覚です。

蚊が湧いているような場所で、自分一人しかいない場合で
虫除けパッチを付けていても、おそらく蚊どもは無理をしてでも
せめてくるような気がしました。

なので野外コンサート等(実際それで使用した)大勢人があつまる
所では効果的なような気がします。

でもあくまでも感覚です・・・。



2011年7月9日土曜日

スターリングシルバーのビクトリノックス

この煤けた銀色のビクトリノックスは 昔働いていた職場の上司が
アウトドア好きの自分への贈り物で貰ったものです。
ビクトリノックスといえば定番の91mmのオフィサーシリーズが
最も有名でそこそこいい値段します。

キーホルダー的な使い方で主に贈り物とかで使われる58mmの
クラシック・ポケットシリーズは2千円以下の手頃なものが多いです。
ボクもこの上のやつ以外に緑色のや定番の赤色のとか
持っていましたが、安物なんでついつい粗末に扱い、どこかへ
紛失してしまい、今残っているのはこの銀色のやつだけです。
なにげに本体部分をよく見てみるとsterlingと刻印されてます。
さらにその横に925ってのが確認できます。
そうです。この小さなビクトリノックスのポケットナイフは
まぎれもなくあのスターリングシルバーのポケットナイフだったのに
気づいたのはこのナイフでガンガン小枝を切ったり、雑に使った
後でした。


調べると2万円くらいするものだそうです。
そんな高価なものとは知らずに・・・。

かなりくすんだ色してますが、銀製品なんでシルバークリーン等の
貴金属をきれいに洗浄する液に入れるとまたきれいな銀色に
輝くはずです。

その日を機にこのナイフを二度と使わぬように大切に
保管し始めました。

2011年7月5日火曜日

虫除けパッチ

日本だといろんな会社がいろんな虫除け商品を出しているが、
カナダではほとんどこの会社のしか手に入らない。
OFF!ってメーカーなんですが、日本の蚊取り線香タイプのものや
携帯用スプレーのもの、日焼け止め兼虫除けクリーム、
キャンプの際のロウソク兼虫除けなどなど、ありとあらゆる
虫除け(主に蚊)が販売されています。

キャンプの際は何となく蚊取り線香タイプを持っていきますが、
風上風下とかで効き目が薄まったり、万能ではありません。
結局一番信頼しているのはスプレータイプで露出している肌は
もちろんのこと 薄い衣服を貫通して刺してくるやつにも対応して
衣服にもさらっとスプレーします。

持続時間は汗をかいたりして流れ落ちたりしない限り、6時間から
8時間くらいだと思います。
このスプレー、いろいろな匂いのタイプがあり、森林とかミントとか
スイカとかいろいろありますが、どれも
臭いです。
おまけの切り傷のある部分の皮膚には少し滲みて痛いです。
最近はナチュラル素材ものも多く安全なものも増えてきましたが
肌に炎症を起こす場合も人によってあるかもしれません。
少し前から気になっていたInsect DEFEND patchです。
100%ナチュラルで肌に禁煙用のパッチのようなものを貼り付けて
蚊を寄せつけなくするものです。
こんな白いパッチが5枚入って5ドルです。
1枚1ドル計算で、一枚につき36時間効果が持続するそうです。

こいつの成分はビタミンB1だそうです。
以前にある病気でビタミンB1の注射を受けた知り合いがいて、
その方は蚊に刺されにくいとのことを聞いていました。
ビタミンB1はどうやら本当に効きそうです。

一方で使用者のレビューを聞いていると、多くの人が
「何となく効いているけど、絶対的なものではない」
「スプレーが使えないビーチとかならいるかも?」
「二日酔いにいいかも」
などなど
二日酔いに良いというのは、ビタミンB1はアルコール分解能力を
高めるためでキャンプでさんざん飲んだ日にパッチを付けていれば
いいかもしれませんw

蚊が間違いなくたくさんいるところへ行く場合は、やはりスプレーを
持っていくと思います。
パッチの箱の説明にも蚊に刺されるチャンスを減らすと書いてあるので
絶対的なものではないというのが最終判断です。

どうしてもパッチでないと困る人
(いろいろ試したけど肌が敏感でダメだった人)
とかは試す価値はありそうです。

とりあえず買っちゃったから今度どこかで使ってみたいと思います。



2011年6月21日火曜日

アクアタブ(Aquatabs)は使える

MSRの携帯浄水器ミニワークスEXを購入するまでは
Aquatabs(アクアタブ)を使っていました。
これはこれで便利な錠剤でした。
簡単にいうと、飲めそうなきれいに澄んだ水から目に見えない
細菌バクテリアを殺して、本当に飲める水にするものです。

例えば沢の水を飲むとき、きれいに見えても水場は野生動物も
水を飲みにきていて、その場で糞尿をしていったとしたら、
その水は大腸菌e-coliなどで汚染されている可能性があります。
大腸菌などは水を沸騰させることで死滅します。
キャンプ場で井戸水のみがあって沸騰させてから飲んでねと
書いてあるやつは大腸菌の感染を防ぐのが第一目的です。

MARのミニワークスEXは当然そのような細菌類は濾過してくれます。
そんな濾過器がない状況だとアクアタブはかなり頼りになります。
濾過器を携行できないような総重量を極力抑えたい
バックカントリーキャンプでは保険の意味でこの錠剤を携行すれば
いいでしょう。

いろいろ種類が出てますが、一錠につき水一リットルを浄化する
やつが一般的で写真のものは50錠入っています。

よくハイキングに行くとき、十分な水を持っていくのですが、
ちょっと心配かな?くらいの時でミニワークスを持っていくほど
荷物に余裕がない時はこの錠剤を持っていきます。
というかバックパックのどこかのポケットにいつでも入れておくのが
一番良いですね。

とても便利で安いし(50錠で10ドルちょっと)、
なんでMSRのミニワークスEXが必要なのか?と聞かれたら、
必要ない人には必要ないと思うというのが答えでしょうか?

とても水の味に敏感な人ならアクアタブで浄水した水は
ほのかに塩素の匂いがします。
ボクもその匂いがちょっと苦手でミニワークスEXを使うように
なりました。こちらは匂いはしません。
さらにどんなにきれいな水でも何となく浮遊物が見えたりする時が
あって、これは気分的に良いものではありません。


それでもアクアタブが良いのは最悪どうしてもここにある水を
飲まないと死んじゃうという状況だったら
塩素臭だの浮遊物だの言ってられないです。
そんな状況でバクテリア類を殺して安心して飲める水をつくる
アクアタブはポケットの片隅に入れておく必需品です。



2011年6月19日日曜日

Victorinoxのナイフ

Victorinox は子供の頃の憧れだった。
手に持ってずっしりとくる重量感とともに何に使うのか
さっぱり分からないツールがたくさんついていて、それがとにかく
魅力を引き立てていた。

子供の頃、
「オレのは14徳だ!」
とか
「オレのなんか19徳だ!」
とにかくツールの多いことを自慢していたのを思い出す。
子供のとき、ワインオープナーが付いていることに何の有り難さも
なかったのに、ツールの数が多いことだけが良いとされていた。

大人になってようやく大人買いというのが出来るようになっても
子供の頃に憧れたオフィサーシリーズのスイスチャンプのような
多機能なものをあえて買おうとは思わない。
でもなんとなく欲しくなるな〜。

大人になるにつれてだんだんと実用的になる。
Victorinoxは過去に何本も所有したが、多くを紛失してしまった。
だから高いものを買って失った時の失望感を減らすために
程よく安くて便利なものがいいと思う。
オフィサーシリーズはVictorinoxの代表的なモデルで、
手のひらにしっかり収まる程よい大きさの91mmのサイズの
ものです。
これはオフィサーシリーズのSuper Tinkerという14徳で、
機能としては特にすごい訳でもなんでもないモデルです。
14徳あたりからボディに少し厚みが出てきてメインのナイフを
持った時に安定性を増して、それが使い心地よい。
何年も愛用しているが、未だに使ったことのないツールが
大半を占めているw


ナイフしか使わないのならシングルナイフのキャンピング用の
ナイフのほうがもっと高性能なのかもしれないが、
子供の頃の憧れで、やっぱりVictorinoxを愛用してしまっている。


2011年6月14日火曜日

MSRの携帯浄水器 ミニワークスEX

ボクが以前からずっと欲しかったもの、MSRの携帯浄水器の
ミニワークスEX マイクロフィルターです。
各社いろんな浄水器を販売していますし、MSRも何種類か出してますが、
値段、性能、携帯性とあらゆる点からいろいろ考察した結果、
このミニワークスEXが一番良いと判断しました。
入れ物はちょっとショボイです。
ガスストーブ類と同じような箱ですが、本体がむき出しになってるのは
ミニワークスだけです。何故だかは不明です。
MSRのいいところは取扱説明書がとにかくたくさんあるところ。
きっとあなたのお好みの言語が見つかるはず・・・。
ストーブ類の取扱説明書のときもなんかおかしい?と思ったことが
あったけど、それはモロ直訳してたりするところが笑えます。
”ナントカの保持”とか保持なんてちょっと違うだろうと思うことも
しばしばで結局英語の説明書を読んだりする始末です。
ストーブ類と同じようなスタッフバッグが入ってますが、
裏面はメッシュになってます。
やはり水で濡れることを想定しているのでしょう。
使い方は、この場で説明するとかなり長くなります。
がんばってコレ購入して取扱説明書で学ぶのが良いと思います。 
どうしても購入前に使い方などを知りたいというズボラな人は
こちらのサイトPickup=Lightupに詳しく説明されてますので参考に
してください。
今回のキャンプはあいにくの雨模様で、タープにたまった雨水で
ろ過してみました。
ミニワークスのいいのはNalgeneのボトル1リットル(左)なら径が
ピッタリでねじ込んで固定できます。青いボトルの500mlの
ボトルは径が合いません。
ミニワークスとボトルと両方を持ちながらポンピングしなければ
なりませんが、どちらも似たような太さで持ちやすいです。

最初はビビッてろ過した水はラーメンなど沸騰して使う用に
してましたが、 そのうちがぶ飲みしだしました。
が、全くお腹に異常無しでした。

海水は無理です。ドロドロの汚いにごった水もやめといた方が
良いですが、普通の澄んだ湖沼の水や小川なんかは余裕だそうです。

これからのキャンプや山岳ハイキングには欠かせないギアの一つに
なりました。


2011年6月13日月曜日

Tarn2とTwinPeaks

6月のキャンプです。
今回はソロキャンプでなく、友人とのデュアルキャンプでした。
そうなると宴会になってしまいます。 
ビールや日本酒にウィスキーから何でもありました。
一人とはまた違った味わいがありました。
翌日は雨です。さらに少し冷え込んだようで、テント内でスリーピングバッグに
潜り込んでいれば快適ですが・・・・、
さて今回はオートはオートでもバイクキャンプだったので、積載量に制約が
多くて大変苦労しました(酒を持っていかなかったら問題なかった)

奥がボクが所有しているTwinPeaksで、手前が同行者のレンタルテントの
Tarn2です。
Tarn2は格好良いですね。3人用もありますが、事実上3人用は2人、
そしてこの2人用はソロに快適です。
ゲート部分が大きく開かれている点は大変いいつくりで、
4シーズンのあの銘テントのTGVにそっくりな面構えです。
さらに写真のDriftwoodのカラー以外にもPaprikaも選べ、Paprikaは
MECのテントシリーズ内でも割合高いグレードに採用されている
色合いのものに近いため、遠目で見ると
「あっ、あいついいやつ持ってるな!」
と、思われます。

対して、TwinPeaksは明るい黄色がメインの色合いで、量販店で売られている
テントに近い感じがします。
しかし両側に入り口を有し、張り出しが十分あるところなどが大変便利な上
メッシュ部分は完全密閉も出来ます。
Tarn2はメッシュ部分はメッシュのみで極寒時はちょっと辛いかもしれません。

Tarn2の最大の良さはその割安な価格とコンパクトさじゃないでしょうか?
メッシュ部分が密閉できるのなら、絶対買っていたと思います。